お忍び奈良旅行。

ここに書いたら、お忍びじゃないけど。
つまり、完全プライベイトでの旅行をしたってことの意味で捉えてほしい。

たぶん、ここ10年以上プライベイトで旅行なんてしたことない。
ついでに観光とか友人に会うってことはあったけど、
必ずお仕事がからんでて、出張旅行ばかりだったので。
今回は、長く信頼している関西在住友人との約束で、お仕事関係には連絡せずに関西入り。

誰かに連絡入れると、ついついお仕事しちゃうから。

車を出してもらい、大阪、奈良から三重というドライブコース。
ものすごーく静かなスポットを堪能しました。

この一年は、仕事も忙しかったけど、プライベイトでも大変な思いをした。
他人の恋愛沙汰に巻き込まれて、とても不愉快な思いもしたし、未だにそれがしこりになっていて、
どうにもこうにも忘れたくても、ふっとしたことに思い出しては、
腹が立ったり、ヘコんだり、なぜか可笑しくなったり….

なんだかわけわかんない状態を繰り返している。

そんななか、自分の身辺も変化があって、ひどく不安な日々を過ごしていて、いまでもそれは解決していない。

沖縄に住んでる近い友人には相談できず、気持ちが不安定になりがち。
奈良の友人は、ときどき泣き崩れた私の電話を取って相手してくれたり、
情緒不安定だった私をずっと支えてくれました。

そんな状況を昇降繰り返していたら、とうとうこの夏は体調を崩した。
奈良の友人に「気晴らしに、完全プライベイトで旅行でもしようよ」とお誘いをいただき、
思い切って、一泊二日だけの弾丸ツアーだけど、本当に本当に久々に旅行しました。

やっぱり、旅行っていいね。
何かを捨てて、何かを拾う感覚は、ある。
バックパッカーをしていた20代前半のあの頃から、その感覚は消えていない。

運転手の友人との車内では、おしゃべりをしたり、沈黙したり。
そんな風に気兼ね不要の友人の存在に助けられて、
いい気晴らしになったうえに、いい感覚を拾った。

いつもいつも誰かに助けられて生きている。
改めて、ひとりじゃ生きていけないもんだなぁと痛感。

ベタで昭和ちっくだけど、あなたがいて私がいる。
だから、私がいてあなたがいる。

なんでこんなこと書く気になったのかっちゅーと、
少し、気持ちの整理もついてきたのかなぁ。
「時間薬」って、昔の人は良く言ったもんだ。

さぁ、気持ち切り替えて、年末の繁忙期を乗り越えよう。

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