下版とは…。

過日11月22日(いい夫婦の日)に大阪でランチをとっておりましたら、ご一緒していた某社の愉快なにーさん(齢55)が、

「昨日、35歳になる女子社員に相談されてな、明日(つまり今日)入籍するんだけど、まだ迷ってて、ホントに入籍していいんだろうかって思ってるって」

あらら。マリッジブルーってやつ?

「明日入籍って今日の明日で何いうてんのや、ってな?」

まぁ、そうでしょうけど。

「下版やと思って諦めろって言ってやった」

下版!!

食後のアールグレイを吹き出しましたよ。
(熱い飲み物口にしているとときに面白いこと言わないで 笑)

校正を何度もかけて、色校も終えて、なんなら念校も済ませて。
もう機械は動き出す、その下版。

「そうや、下版や。なんべんも確認して、もう目の前で機械が動くねんで。諦めんとしゃーないやろ、それと一緒や」

そうね、ダメだったら刷り直すって覚悟も必要ね。

「あ、刷り直し…」

バツ2の私の顔を見ましたね?いま。

ところで、その彼女は無事下版したのでしょうか。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/下版

追記:
ご本人からのコメントにもありますとおり、その女子社員は無事下版したそうです。(祝)

11月22日は、「下版の日」にしましょう。