ATEM Mini Proで遊ぶ(2/2)。


(つづき)先日届いたATEM Mini Proで連日遊んでいました(何度も言うけど半分仕事)。

近所のバーカウンターの隅に、カメラやら機材やら電源やらパソコンやらを一気に固めてコードだらけにしてしまう。全部有線だから仕方ないけどねぇ(一部マスターの釣り道具が混ざってる笑)。

一緒に楽しんでくれてありがとうマスター(←元映像屋さん)。

配信テスト(とりあえずFacebookとYouTube)も含めていろいろ試してみたけど、結構使い勝手が良い。
ちょっとコードいじれば他の動画サービスも追加出来るみたい。

無料でついてるコンパネ(テロップとか入れられる)もダウンロードして使ってみました。
そのコンパネからスイッチングも出来るけど、カメラコントロールが出来るのが良いねぇ。

でもミキシングした音声のモニター(OUT)は課題が残った。もしかして別でミキサー買わないとダメ?

本体だけで配信は出来るけど、やっぱりパソコンはコンパネ用以外にももう一台あったほうがいいね。

あとはネットワーク回線か。現場のLAN環境とかは案件によっていろいろ想定しないといけないから、ちょっと大変。
でもいろんな配信パターンに対応出来るように、もっといろいろ構成変えてみて配信バリエーションを作ってみたい。

それと、どうしても本体に電源スイッチがないのが気になってます。
電源ケーブルを抜き差ししてON OFFって正しいの?って疑問もあるし。

一応検索で調べてみたら、メーカーに直接問い合わせした人のレビューがあって、

 「直抜きしてください」

という回答だったそうだ。
やっぱそれしかないの…

ところでATEMの読み方は、「アテム」ではなく「エイテム」だそうです。
本体が届いた時に初めて知ったよ。ずっとアテムって言ってた。

最後に。
ちょっと前は、この手の配信は数週間前から構成企画してあれやこれやと下準備に時間がかかりましたが、今の時代「今すぐ配信」の世界に変わってきました。
もっといえば、多くの人がこのコロナ禍の中で様々な方法でリモートワークしかり、当たり前のように対面だったものを非対面で対応するものなど、これまでの価値観をガラリと変えざる得ない状況です。

ここ数ヶ月の相談は、こんなことばかりが続いていました。

なので、私たちも「はい!」って即答して、一式バックから取り出して「どうぞ!」って動けるようにならなくちゃと痛感しています。

すぐにコレがお金になるとかそんなじゃなくて、とりあえずコレも企画力のひとつになるんじゃないかなって思ってます。
映像、音声、配信といろんな技術が混ざります。
きっと、いまとこれからに役に立つだろうし、知ってておく必要と備え。

とりあえず、課題はとにかく克服しながらちゃんと力になるよう頑張ります。
そして、多くのみなさんのご商売の力になれますように。(おわり)

【追記】そしてこんなこと書いてる間に、ATEM Mini Pro ISOが発売。むむーーーん、こっちが良さそう。