同世代の葬式が続く。

先週末、ろーさまの告別式へ行った。心筋梗塞での急逝、50歳。ここ2、3年はずっと同年代、同世代の葬式が続いてて、切ない。
年寄りの葬式は「お疲れ様ー」って感じなんだけど、若い人の葬式はホントやるせないし無念でしかないよねぇ…。

彼女とは、パソコン通信始めてからすぐにインターネットに移ってすぐの頃、たぶんircで知り合って、そのままmixiで絡んでってコミュニティだった記憶。

オフラインよりもオンラインでのお付き合いがあって、共通の知人も多く(こちらもオンラインで)。

近年は、みんな社会人になったり、転職したり、住んでいる場所も変わったり、立場も変わったりで、もうなかなか交流がない中、ろーさまの訃報にみんなが一気に集まって、人徳を感じました。みんなに愛されていたよね。

遠方からもいっぱい電報が届いていました。
私も、mixiを離れてからなかなか会話をする機会がなかったのですが、私は、20年近く会ってなかったと思うし、周囲の何人かも最後に会ったのは2年前だったとか言っていた。

ろーさまのことは記憶に残っていますし、忘れていませんでした。

きっとみんなもそう。
.
.
.
先週、倒れてそのまま亡くなったと連絡をもらったのは、琉大工学部のOBの面々。分散処理研究室OBや、喜屋武研OBのみなさま、 OIA(沖縄インターネット協議会)、ircでご一緒したみなさま。

知り合った90年代、時代はそろそろWindows95だー、わーと盛り上がっていた頃。Macは、Performa発売で低価格で手に入るー、やったーとか盛り上がって。
94年ぐらいの頃は、当時沖縄でのインターネット利用者は少なくて、利用している者同士はすぐに繋がって仲良くなった。

右も左も分からないど素人の私を、ろーさまをはじめとしていろんな方々にパソコンやインターネットの仕組みを教えてもらいました。

そのきっかけのおかげで、今の私があると思っています。
.
.
.
パソコン通信を教えてもらって、その後すぐにインターネットが琉大に繋がり、仲間内でゆるゆる楽しんでいたのち、民間に繋がり始めてからは、その後数年で一気にソーシャルサービス系が登場して、交流が拡大し、ただの娯楽だったものから、ビジネスでも普通に利用するようになった。

今、最新の連絡網はもうfacebookになっている。mixiやらGREEやらいろんなサービスがあった中、facebookだけは2007年に利用しはじめてから、ずっと途切れずにいる。

今や、ずっと交流が途絶えていても、誰かを思い出して連絡が取れるツールは、Facebookだけとなりました。(もしくは、Facebookを通じて誰かに繋がる)
.
.
.
でね、先日、若い子が言ってたの。
「Facebookって、おじさんおばさんが使っているイメージ」って。

告別式で久々に集まった面々を眺めて、改めてFacebookっておじさんおばさんばっかりだな、そうなってるなって痛感(苦笑)。

もうこの歳だから、集まるのはもう葬式ぐらいなんじゃないかって話になって、このタイミングで連絡網を作ろうっていう話になった。

たしかに、オンラインのみの交流って、家族が知らないってあるものね。

軽く終活の話題になって、さらに切なくなった。
この歳になると当たり前のように健康、介護の話題になるけど、終活の話題になるっていよいよ歳食った気になるよ。

まぁ、とりあえず私は長生きして、みんなを見送るよって言い残してその場を後にしました。

余談でした。

ろーさま、安らかに。