だから、出たいコンペには出ます。 大好きな人たちと一緒に。

有志で同志で戦友の仲本さんが面白いこと書いてたので、シェア。仲本さんは「ペンコ」派らしいけど、私は「コペン」派かな〜、なんか美味しそうだし(意味不明)。

今日はいっこコンペ採れたので、ちょっと強気で書いてみる。

ちなみに、ここで言ってる「コンペ」は、公募型プロポーザル方式のことを主にさしてます。

《引用》
>クリエイター殺しと言われる慣習。

https://guild-okinawa.co.jp/column/write-competition/?fbclid=IwAR1ReYUdfrGCi0t-FYFXMlBw-jFiLt4DAQg3KvFnV_vwgYZznLfuxrG15Kc

同感。

うちは、コンペに出るかどうかは、オリエンの時点で決めます。指名コンペでも出ないこともあります。

予算とか要件書とかそういった内容以上に、このクライアントと一緒に本気でこの仕事やりたいかって思えるかってのもポイント。

あと、チーム編成ね。一緒に仕事しようぜー的な(もしかしたら一番大事かも)。公共事業なんかの委託事業だと、なおさら。完全にチーム編成重視だし。

だってコンペって不採択だとゼロ、ゼロだからね?人も時間もお金もかけるのに。

民間だとコンペフィー出してくれることありますけど、公共事業だと経費持ち出し。全額自腹。
募集要項にすでに「応募にかかる経費はすべて応募者の全額負担」って、しっかり記載されてるんだよ。それに割く時間だってコストなのにさ〜。

こんなの何度も繰り返してたら、疲弊します。死ぬ。

上から目線で失礼しますが。

選ぶほうも、時間や手間がかかるんだし大変だとは思います。選択肢欲しいってのもあるでしょうし、その気持ちは素直に理解できます。
プロにお願いしたいから、依託費を捻出してコンペするんですよね。

でもね、こっちもプロだからわかるんです。選ぶ側に選ぶスキルないなって感じることあるんです。そう感じたとき、このコンペに出る価値ないって思います。

これは、審美眼の有無とかそういう意味じゃないの。

コンペって、やりたいことがきっちりはっきりしてて、ブレていないってのが大事。つまり、要件や予算を整えて同じ情報を提供し、同じ条件下で競わせるものだよね?

でも、事前に仕様書振り出してるのに、すでに要件違うし仕様書に書かれてないし、目的がブレてるってのがたまーにあるのよ。

あと、これヒモ付きだなーって思うようなやつとか。(そりゃそれをひっくり返すのも燃えるけどね〜)

分かりやすいのが、そういうのなんだけど、ところどころでそういう怪しげな匂いみたいのを感じた案件では、大抵後々も大変なこと多い。

言ってること昨日と違うとか。発注者内部でコンセンサス取れてないとか。予算以上の要件を強要したりとか。承認者が増えたりとか。意味不明な直しが来たりとか。

もちろん、これ全部来ることってまれだけど。

で、それでいて悪気無いとか。

コンペだけじゃないですけどね。
仕事もクライアントも選ぶ権利は、こちら側にもあると思ってます。
もちろんお互い商売だし、人付き合いってのもあるし、そこの塩梅やバランスはありますよ?

でも、身を削って仕事している大切なクリエイターたち(もっと言えば大事なかけがえのない仕事仲間)を見下して、見殺しにするような仕事は受けたくないです。

これは人材採用でもありうることで、お互いにマッチするか、お互いに幸せになれるかどうかってことをどちらの選ぶ目線があって、どちらも選ぶ権利はあるってこと言いたい。

私たちは、パートナーとして対等に楽しい仕事ができるクライアントさんを選び、だからこそクライアントさんのご商売のために愛情をかけます。

そして、そういうクライアントさんに選ばれるよう努力します。

《引用》
> ・チーム一丸となる
> ・獲得した時の喜び

https://guild-okinawa.co.jp/column/write-competition/?fbclid=IwAR1ReYUdfrGCi0t-FYFXMlBw-jFiLt4DAQg3KvFnV_vwgYZznLfuxrG15Kc

コンペの話に戻りますが、

そう。そして、不採択だったときの疲労感、喪失感ったらね〜。
でも、それでもこのチームでまたやろうよ!っていう連帯感もできるけどね。

だから、出たいコンペには出ます。
大好きな人たちと一緒に。